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外断熱工法とは、柱と柱の間に断熱材を入れる内断熱に対し、柱の外側から断熱材を貼る工法です。外断熱には、湿気を遮断するため結露せず、気密性も高いので室内の温度をほぼ一定に保つことができるなど、数多くのメリットがあります。また、外断熱にすることで木材が長持ちするため、家の寿命も長くなります。
日本でも欧米でも、30年以上前は無断熱の建物がほとんどでした。
1973年のオイルショック以降、当時の環境先進国スウェーデンでは、建物物理学を核とした学術的な研究体制で、3年の歳月をかけて取り組み外断熱へと移行、その結果、スウェーデンをお手本にした欧米でも、数年の間に外断熱は常識となりました。
日本でも幾度となく視察団がスウェーデンを訪れましたが、外断熱の重要性に気づいた人はほとんどおらず、少人数の方の働きかけもむなしく、研究体制をとらないまま内断熱が常識化されてしまいました。
そのため、同じ先進国である日本での外断熱の普及が30年近く遅れてしまったようです。また、近年の間違った外断熱工法や中途半端な工事が、最悪の事態を生み誤解を招いているのかもしれません。
ヨーロッパ各国は、1997年の京都議定書での約束を守るために努力を重ねています。なかでも古い建物を外断熱に改修する工事に力を入れているフィンランドでは、「極力新しい建物を建てない」「高性能な窓への交換や熱交換型換気装置の設置、そして断熱材で覆う」ことで、高性能で地球環境に優しい建物づくりを実践しています。
またドイツでも、古い学校の改修工事を行い、エネルギーの消費量を1/4に減少させたり、中古住宅への改修工事を行うなど、積極的に取り組んでいるそうです。
まだ日本では外断熱の改修工事がそれほど普及していませんが、智建ホームでは、平成13年より「外断熱リフォーム工事」を行っています。

九州の夏の気候は高温多湿であるため、壁の中のいわいる夏型結露の問題が避けて通れません。
夏型結露は、熱容量が大きな住宅の構造物が、冬から夏の気温上昇に対して温度の追従が遅れ、低温のままの状態になっているとき、暖かい季節の湿度の高い空気が、壁の中に浸透し冷たい構造物に触れ、露点を下回っておこる結露です。
夏型結露を防ぐには、壁の中に空気もしくは湿気をいっさい入れないように遮断するか、壁自体を適切に呼吸させるか、壁内に通気層を設けて空気の流れをつくり湿気を取り除くことが必要です。





